ドッグウッド便り（２０１６年３月２６日）

（２０１６年３月２６日） 　　定期演奏会

高気圧に覆われ、よく晴れたやや寒い一日が始まった。
今日は念願のドッグウッドの定期演奏会だ。
会場は、「ミューザ川崎シンフォニーホール」、集合は９時２０分、
大部分の団員は青葉区に住んでおり、今日はいつもより早出となる。
遠い三浦岬から通う団員はさぞかしつらいと思いきや、ルンルン気分でご出勤。京急線で直通とか。

９時３０分から練習開始。この定期演奏会を支えてくださる先生方の紹介を受け、プログラムに沿って声を出す。我々の声が自然に吸収されてしまいそうな会場だ。思わず大きな声となる。
いつもより早いせいか、感覚が戻っていない。時々早く入りすぎた声やあとに残った声が聞こえる。・・・・・大丈夫か？？？？？？
プログラムに沿った練習も終わりに近づくにつれて、調子が上がり、この分では本番は大丈夫だ！！！！

手弁当の昼食（崎陽軒のおばさんの手作り「シウマイ弁当」もあり）後の１３時頃、ちょっと会場前の「歓喜の広場」をのぞいたら、なんとお客様の長蛇の列、開場を少し早めたとのこと。

１４時演奏開始、
テーマソング「ドッグウッドマーチ」に続き、「アルビノーニ」「ラヴェル」「サラサーテ」「チャイコフスキー」と名だたる作曲者の４曲が入ったメドレー「愛のアダージョⅡ」を男のハーモニーを生かして演奏する。そして、北海道の民謡のリズム感と壮大さを歌った「北海道物語」で前半を終わる。
ドッグウッドらしさが十分出た前半であった。

後半の最初は、ドッグウッドの歌い込みだけでは足りない団員が、課外活動（？）と称して小グループを結成・練習しており、その成果の発表があり、次に、ご当地ソング「ヨコハマ・ストーリー」の演奏だ。
平均年齢７６歳のジジイが、なかなか恥ずかしくて言えなかった、あの青江三奈の伊勢佐木町ブルースの「アーン　アーン」を振り向きながら立派に歌っている。やはり本番に強いドッグウッドだ。
そして…トリ…は、大島尚志先生作詞　青木雅也先生作曲の男のコーラスドッグウッドのための５つの歌「歌うジジイたち」の演奏だ。歌を人生の伴侶とした団員たちの素直な気持ちを歌った本邦初公開の組曲だ。
「歌うジジイたち」が終わると大きな拍手、「鳴りやまぬ拍手はエール」…これが「長寿の秘訣」
「ありがとう」「みなさんありがとう」感謝の意を込めてアンコールを！！！
「糸」「昴」と、どれも一文字の曲名の曲を歌う。

９時３０分から１６時１０分まで、昼食時間を除きほとんど立ちっぱなし、「ジジイたち」は頑張った。
本当は疲れたであろうが、それを顔に出さず、終了後のお客様への対応を心から行い、反省を含めた懇親会の会場へ足を急いだ。