フレッシュ・ピュア練習風景（５月２３日）

梅雨を飛び越して一気に夏の様な気温の高い日が続いた５月で
した。暑さにまだ体が慣れておりません　どうぞ体調管理を

フレッシュ・ピュアでは今までこのブログで何度かお知らせして
おりますように、１０/１６（日）大事なコンサートを控えており
ますので、本格的な夏の暑さが思いやられるなど悠長な事は言って
いられません。

その前に７/３（日）「青葉コーラスの集い」があり出演致します
歌う曲は新実徳英先生作曲　立原道造作詩「三つの優しき歌」の
中から「夢みたものは」を歌います

音とりの段階ではとても難しく無我夢中でしたが練習を重ねる中
で末松先生の素敵なピアノも少しづつ耳に入ってくる様になり
また他のパートの音も聞こえるようになると素敵な曲だわぁと
自分の中で変わっていきました。
穏やかなのんびりした日本の原風景でもあるかの様な、それこそ
その中に幸福　愛があると

立原道造は大正３年７月３０日　東京生まれ
小学校で神童と呼ばれ、中学校では芥川龍之介の再来と言われ
高校で文壇でデビュー　帝国大学建築家に入り卒業まで首席を
通した　しかし病に倒れ２４歳という若さで亡くなられています
婚約者に看取られての最期だったとか

恋人と軽井沢の旅の途中プロポーズなさったそうです。
道造は恋人と共に過ごす幸福の時間と愛の歓び目に映る全て
が幸せに溢れていたのでしょう。

作曲なさった新実先生はこの組曲は先に２０数小節が出来ていて
あれこれの詩集を取り出しては手でぼんやりと頁を繰っている
ある日　ある時「あっ　立原だ」と閃く瞬間があったと書いて
おられます。

新実徳英先生のご指導と指揮　末松先生のピアノに合わせて歌え
る　私達なんと贅沢な事でしょう　あと４か月少々　とにかく
練習　歌い込んでいかなくては

大島先生　新実先生　小泉先生方々のお見え下さる日時も決まり
つつありますし、混声♪青葉さんとの合同練習の日も増えて行く
事でしょう

皆さんどうぞ一度スタジオを覗きにいらして見ませんか
練習は毎週月曜日　１３：３０～１５：３０　です
何時でもどうぞお待ちしております。

１０/１６（日）どうぞ「フィリアホール」に足を運んで下さい
ます様　お待ちしております。
　　　　　　
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酒井先生はいつも詩をよく読んで下さいと言われます。
発声は必然ですが声は皆それぞれ違いますし詩の解釈も様々です
皆がそれぞれ感じた事を表現しようとする事でいずれ一つの
まとまった表現になって聞く人の心に響くことにそれが唄を歌う
事なのでしょうか

「夢見たものは」の歌詞をここに書いてみました

夢見たものは　ひとつの幸福
ねがったものは　ひとつの愛
山なみのあちらにも　しずかな村がある
明るい日曜日の　青い空がある

日傘をさした田舎の娘らが
着飾って　唄を歌っている
大きなまるい　輪をかいて
田舎の娘らが　踊りを踊っている

告げてうたっているのは
青い翼の一羽の小鳥
低い枝でうたっている

夢みたものは　ひとつの愛
願ったものは　ひとつの幸福
それらは　すべて　ここにあると



★今年はもうホタルが飛んでいます。
１年に一度　この時季でしか楽しむ事の出来ない初夏の風物詩
やわらかな曲線を描いて神秘的な美しい光を放ちます
私は２３、２４両日夜　７時半ごろより若川の中流から恩田川
に入る近辺で見てきました
山で満笑の星を見るのと同じとまではいきませんが、びっくり
する程飛んでいました
例年より１～２週間早いそうです　

　　　　　　　　　　ー２－　　　　　　　（ソプラノ：記）