フレッシュ・ピュア練習風景（8月⒓日）

地球の裏側で連日繰り広げられているリオオリンピック
限界に挑戦している選手のそれまでの努力を想像し、究極の勇気を
もらっています。


さて、今回は、私達フレッシュ・ピュアと混声♪青葉の10/16（日）
の花に寄せてジョイントコンサートで、自作曲を自ら指揮して下さ
る新実徳英先生との初顔合わせの様子をお知らせします。


昨夜からドキドキわくわく興奮気味の団員をよそに、その瞬間は
訪れました。
まるでうん十年前のお見合いを思い出すかの様に！　
８/⒓（金）主宰酒井沃子先生常設スタジオバルーンまで蓼科から
直行された先生は、オレンジ色のポロシャツとジーンズ姿。
緊張の中、一曲目が始まりました。


「私のベットの横にはいつも花があった。花を生けてくれた母の手
があった。その手は固く柔らかい菊の花に似ている。
願いが叶うならたった一度でいい。母の肩をたたかせて欲しい」
星野富弘の世界への挑戦です。
切なくそれでいてどこか力強い旋律、作曲者新実徳英先生の直接の
言葉は何よりも団員の心に訴えてきました。
ブレス一つも作品の一部だと知りました。
時折正確なメロディーを歌って下さる清々しい先生の声にスタジオ
中感動です。どこまで私達が気持ちを乗せて一つになれるかが
課題です。


今回第二部で発表するのは新実徳英先生が20代の頃、何度となく
手にされたと言う詩人立原道造の世界です。
三つの優しき歌（♪爽やかな五月に　♪夢みたものは　♪落葉林）の
中から「爽やかな五月」を紹介します。


「私は決しておまえを愛していると言ってはならない。おまえは
確実にわたしを愛し始めている。その瞳から溢れ出る涙を知れば
言葉にしてはならない。お前の全てを受け入れる事が出来ない私。
おまえは星　おまえは花　おまえは小鳥。この想いをどこに置こ
う。」


最初は三曲ともなんと難しい曲なのかしら、本当に歌えるのかしら
と心配でしたが、美しくピアノが歌う新実徳英先生の作品に少しで
も寄り添いたいと言う願いが強くなりました。


新実徳英先生　星野富弘　立原道造のファンの方々
是非10/16（日）　フィリアホールでお会いしましょう。
チケット問い合わせ先：オフィースバルーン
　　TEL：045-902-7402　　FAX：045-901-9914

　　　　　　　　　　　　　（ソプラノ：記）