混声♪青葉

混声♪青葉2016年12月16日

　10月のジョイントコンサートを契機に新規団員が増えてきたことは喜ばしい限りです。平均年齢も２歳近く若返り来年度に迎える結成30年の記念コンサートの計画も夢が広がる今日この頃です。
その新規団員の方から寄稿して頂きましたのでここに掲載いたします。

　私は仕事が一段落しフリーな時間が増えましたので、この９月に『混声♪青葉』に入りました。
　入るとすぐに「10月16日のジョイントコンサートに是非出演して下さい」とのご要請に少しおっかなびっくりでしたが、ステージで歌えることは幸運と思い、1ヶ月半（計12回）みっちり練習に参加しました。
　1曲目の「学生王子」はメロディ＆歌詞ともに我々世代の心の琴線に触れる素晴らしい曲でした。
　しかしテンポが速く歌詞が追いついていかないことや演出上の動きで、バラバラになってソロのような感じで歌う時もあれば、妙齢の女性とカップルになって歌う時もあり、当初不安いっぱいでした。
　回数を重ねるとともに、大島先生のきめ細かいご配慮と適切なご指導により徐々にムードに乗せられ、本番では細かなミスは多々ありましたが、思い切って歌い＆動くことができ達成感は抜群でした。

　2曲目の「フォスターメドレー」は、基本旋律は耳慣れた曲なのですが、1番2番3番と進んでいくと旋律が微妙に変化するとともに歌詞も微妙に変化しており、暗譜に大変苦労いたしました。

　先生方から「言葉は頑張りすぎず、フレーズを伝えろ、物語はかたれ」等と指摘されましたが、とてもそれどころではなかったというのが実情でした。
　小泉先生のすばらしいフルート伴奏＆独奏のおかげで何とか・・・・？

　3曲目は「花に寄せて」、この曲が最も新しい曲でした。我々が若かりし頃のコーラス曲と異なり、テンポ、音取り＆詩の表現等大変難しい曲でした。
　また指揮をされました作曲者の新実先生は、シンプル・明快で心優しい半面踏み込みが鋭く、我々は練習で幾度も熱い汗と冷や汗が入り混じり大変緊張したことを覚えております。しかし本番では、先生の全面的ご支援もあり何とか無事に乗り切ることができ、大変貴重な経験をさせて頂きました。
　本番までの練習で大変印象に残りましたのが、酒井先生のバイタリティと合唱への執念及び吉田先生の素敵なピアノと親身になっての合唱指導です。これからが今回のコンサート成功の原動力と感じました。

　この間私自身、混声♪青葉の皆様方と心を一つにして練習し、本番を2度も経験させて頂いたことは、非常に幸運でした。今後、混声♪青葉の皆様方とご一緒に「ステージで歌える幸せ＆喜び」をできるだけ数多く享受していければと祈念いたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　H.H記