ドッグウッド便り（2017年1月23日）

２０１７，１．２３
ドッグウッド便り

〇今日は、青木先生がインフルエンザに感染されたとのことでお休み。筆者は
　ドッグウッド歴７年目だが、青木先生が体調不良で練習を休まれたことは、
　殆ど記憶にない。流石の青木先生も最近の気温の寒暖の激しさについて
いけなかったのでしょうか、ゆっくり休養されて早期の回復をお祈りします。
　私のかかりつけの先生によると現在インフルエンザにかかる人が増えている
　とのこと。皆さんもうがい・手洗いを励行されてかからないように
　気を付けましょう。
〇２月２６日（日）のシニアコーラスTOKYOフェスティバルは、参加団体の
　演奏終了が１８時を過ぎると思われるので、ドッグウッドの招待演奏は
　１９時近くになりそうだとの連絡があった。東京オペラシティコンサート
　ホールでの招待演奏は名誉なことだし会場も滅多に演奏できないようで
　楽しみな会場だが昼間から夜まで待機となると、ちょいシンドそうですなぁ。
〇一方、４月１０日（月）のゴールデンウエーブ横浜は、８時３０分集合で
　本番は１１時３０分の予定だとの連絡もあり。いつも朝８時ごろまで
　寝ている筆者には思い切りの早起きとなるので、こちらもちょいシンドい
　ですなぁ。
　段々ドッグウッドの演奏は体力勝負になってきました。
　根性入れて頑張りましょう！
〇青木先生お休みなので、酒井先生が代わりにご指導となった。
　シニアコーラスTOKYOフェスティバルで演奏する３曲を、先ず聴かれてから、
　「for you」の曲想とかリズムとか歌詞の伝え方などのご指導をいただいた。
　この曲は、自分で拍数を数えながら歌うと出だしがバラバラになったり
　掛け合いの　部分で遅れてしまったりして、しまりのない下手な演奏になって
　しまう。
　酒井先生は、音程の不確かな点を直され、リズムの不確かな点を修正して
　各パートが縦線を合わせるように修正され、歌詞の意味や発音を指導され、
　また休符の意味や強弱の区別を指導されたが、指導の一つ一つが的確で
　なるほどなと納得のいくものだった。まだ暗譜するには時間があると
　思っていたのが酒井先生に指導いただいて出来上がった人が多かったようで、
　練習の最後のほうでは「for you」が結構出来上がってきた。
〇最近ピアノの位置を変えて、鏡に向かって歌う配置になった。
　酒井先生の自分の顔を見て歌いなさいという指示によるものだが、確かに
　歌う時の自分の顔がつまらなさそうに歌っているように見えて愕然とした。
　ご指摘の通りでまいってしまう。もう少し楽しそうに歌わないと。
　だけど、筑波山ろく四六のガマみたいで、自分の姿や顔を見ながら歌うのは
　ちょい抵抗がある。皆の顔が良くなったら元に戻していただきたいですね。
（筑波山名物のガマの油は、四六のガマを鏡張の箱に入れて醜い自分の姿に
　驚いて流す汗から造るのです。）
〇先週、青木先生から渡された新曲は「あなたが帰る日」というタイトルです。
　この曲は元々マカロニ・ウエスタンの曲なんですが、由来が面白いので
　紹介します。
　作曲者はエンリオ・モリコーネです。モリコーネといえば「荒野の用心棒」
　などマカロニ・ウエスタン映画の作曲で有名ですが、この曲も「Once upon
　 a time in The West」（日本語版「ウエスタン」）というマカロニ・ウエス
　タンの劇中曲なんです。
　「ウエスタン」はセルジオ・レオーネ監督でヘンリー・フォンダ、
　チャールズ・　ブロンソンが主演で日本でも公開されましたが、ヘンリー・
　フォンダが唯一　悪役を演じたということでも有名です。
　これがどうして「あなたが帰る日」になったかというと、フランスの
　シャンソン歌手のミレーヌ・マチューが、モリコーネの映画曲をシャンソンに
　して、「エンリオ・モリコーネ」というアルバムを作った際に、この
　「ウエスタン」の曲をウエスタンとは全く関係のない「あなたの帰る日」
　というラブソングに仕上げてアルバムに収めたのです。
　そのマチューのシャンソンを聴いて青木先生がドッグウッド向けに編曲して
　下さったもので、歌詞は青木先生の友人が翻訳して下さったとのことです。
　このラブソング今後演奏ステージでの曲紹介はどうするんだろ。
　話せば長く・・・・　なってしまいますよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(Y.E.)