ドッグウッド便り（２０１７年４月１０日）

（２０１７年４月１０日）

ずいぶん、雨降りの日が続いたような気がする。

今日は、やや雲が多いものの、久しぶりの気持ちの良い朝となった。

国際シニア合唱祭第９回「ゴールデンウェーブin横浜」が開催され、さわやかな気持ちで臨むことが出来た。

桜木町駅から会場の「みなとみらいホール」へ行く途中、桜の花が満開で帆船日本丸との共演はみごとであった。「ゴールデンウェーブ」での「ドッグウッド」の成功を祈っているかのようであった。

この合唱祭は、3日間で97団体（3,700名）の参加となる大きな演奏会で、演奏する前から緊張が走っていた。ドッグウッドより早く演奏する合唱団の団員が、舞台へ上がるとき段差に足を取られ、つまずいた。みんな同じ「シニア」、・・・気を付けないと・・・とお互いに顔を見合わせる一幕があった。

今回の演奏曲は、
・遥かなるサンタ・ルチア①
・お楽しみクラシック名曲メドレーから　「セレナード」②

　　　　　　　　　　　　　　　　　「フィガロの結婚」③

　　　　　　　　　　　　　　　　　「トゥ－ランドット」④

演奏は、日ごろの練習の成果が発揮出来たと団員全員が感じたらしく、満足感でいっぱいの顔をして舞台を降りた。

ここで、我がドッグウッドに対する講評者の「講評」をご紹介します。

・新実徳英先生

どの曲も男声合唱の魅力にあふれていて、それをたっぷり歌い上げる実力に感服しました。

・岸信介先生

豊かな響きで、大らかな音楽ｇｏｏｄ！！　いつも大人の味のある演奏、素晴らしいです。一人一人が楽しんで合唱しているのが何よりですね。

・名島啓太先生

温かいサウンドと端正な音楽作りが素晴らしいです！　

①広がりのあるフレージング心地よい！　②とても曲に合っていると思ったら　③に！面白い！と思ったら　④へ！　

重厚なハーモニーながら立体的な音楽！編曲の妙とメンバーの情熱！大拍手です！

・足立さつき先生

62名の男性が白いブレザーで並ばれ、雄々しく力強い歌声で魅了されました。柔らかい発声で、ハーモニーも美しかったです。特にハミングの響きの美しさに感動いたしました。「誰も寝てはならぬ」（トゥ－ランドット）のダイナミクスもとても良かったです。

・上田真樹先生

男声の良さを満喫しました。サンタ・ルチアの最後やNessun dorma（「トゥ－ランドット」より「誰も寝てはならぬ」）の冒頭のア・カペラなど、倍音が韻々と鳴ってぞくぞくしました。各々の皆さんが自然な発声なのでよく響いていました。壮大な音楽作りも魅力的でした。

第一日目（4月10日）の演奏結果の発表があった。

32団体が演奏したが、ドッグウッドは、酒井先生（主宰者）青木先生（指揮、作曲・編曲）中谷先生（ピアノ）のおかげで、横浜市長賞という栄えある賞をいただいた。・・・本当にありがとうございました。

シニアの男女の歌声が横浜港を席巻する一方、横浜港付近では、「全国都市緑化よこはまフェア」が開催されており、赤れんが倉庫、山下公園、横浜公園などで春の花全開。

赤れんが倉庫広場

山下公園

横浜公園